(『ポパイ』2018年4月號(hào)より)
この間、テレビで『ブラタモリ』を見(jiàn)ていたら、タモさんは吉祥寺に2、3度しか來(lái)たことがないと話(huà)していた。へーって意外な気がしたが、よく考えてみたら東京は広いし、いろんな街がある。長(zhǎng)いこと東京に住んでいてもよく知らない街があるのは當(dāng)然だし、同時(shí)に東京の街には発見(jiàn)が多い。
例えば、ヤングなポパイ読者が上京して、真っ先に目指すのは原宿、渋谷、表參道あたりだろうか。今ならグーグルマップでも見(jiàn)ながら行きたいお店をホッピングするのも悪くはないけど、まあこの際、攜帯なんか家に置いて、ポパイの適當(dāng)な地図を片手に、街をブラブラ歩いてみよう。この3エリアは1日あれば歩いて回れるし、まあ、多少迷うくらいが自分だけのとっておきの発見(jiàn)があるかもしれないしね。攜帯や雑誌に載ってる情報(bào)なんて、所詮、誰(shuí)でも知ってる話(huà)で、本當(dāng)に面白いものは自分で探さないと見(jiàn)つからないよ。
東京タワーや國(guó)會(huì)議事堂って地方出身者は修學(xué)旅行で行った記憶があるので、やや敬遠(yuǎn)しがちだが、意外と行ってみると楽しいよ。天気のいい日に、東京タワーを知り合ったばかりの友達(dá)やガールフレンドと階段で上げっていけば、疲れるけどエレベーターで上がるよりもずっと距離が縮まるはず。自民黨本部の食堂で、偉そうなおじさんに紛れてカレーなんか食べてもいいかもね。また、いくら歩いても辿り著けない店ってのもある。単純に店主の気まぐれで店が開(kāi)いたり閉まったりする店(加賀美健さんのお店?。─?、予約は取らないんだけど、いつ行っても並ぶ飯屋(『ジャポネ』とか)、マンションの一室で単純にわかりにくいとか(『ベランダ』や『プレラブド』といった古著屋)、まあそんな店は逆にどうにか行きたくなるんだけど。蛇崩や三宿など、陸の孤島っていうか、駅から妙に遠(yuǎn)い街ってのも逆に魅力的だったりするね。富ヶ谷の『PATH』や、駒沢の『プリティシングス』なんて駅から隨分歩くよね。
ただ、中目黒や代々木など、お灑落な街が東京の代表選手だなんて思ったら大間違い。例えば生活するのに面白そうな街を今回のポパイでは幡ヶ谷と田原町と勝手に決めてリサーチしたんだけど、かなり面白い街だったからオススメ。これから家賃が上がらなければいいのだが。
ディープな場(chǎng)所だって、いくらでもある。スナックブームとは別のベクトルの先にある日暮里の小宇宙『よーかんちゃん』で冷靜でいられる人はいないと思うし、北千住に見(jiàn)た目は廃墟のアート施設(shè)『ブイ』ってのにこの間初めて行ったんだけど、面白そうな場(chǎng)所だった。田舎のオカンよりもオカン的なオカンがいる店もいっぱいあるよ。そういった情報(bào)は、先輩から収集しよう。うまい店やおかしな店を教えてくれる先輩は、いい先輩だ!
東京は常に新しいお店がバンバンできるし、同時(shí)に「ここなくなっちゃうの!」ってものも結(jié)構(gòu)ある。建設(shè)中のオリンピックスタジアムなんて今しか見(jiàn)ることができないんだから、無(wú)駄に東京を、今日も歩こうじゃないか!気分はいつでも、「はじめまして、東京」で。